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…その後の流れは、すごく自然だった。
どちらからともなく、お互いを求めた…。
谷口は、瞬間迷って、昴の部屋に入った。
今までの昴の態度が、身に染みてるから、まさか、こんなにも素直に、従順に、体を許すなんて、考えてもいなかった…。
このチャンスを逃したら、もう二度と、昴を、手に入れられない…そんな確信があった。
「昴、綺麗だ…。」
谷口にとって、昴は、名の通り強く綺麗に輝く星なのだ。
昴は、谷口の目の前に裸身を晒している。
白く滑らかな肌は、桜色に、ほんのり染まっている。
花びらを、散らしたようになっているのは、谷口が付けた印…。
「んっ…んんっ…はぁ、はぁ…っん」
「…声出してかまわないんだよ…昴…。」
昴は、さっきから、必死に、声を殺している…。だけど、限界に近い感じ…。
「…だって…聞こえ…ちゃうよ…。」
「誰に?…速水達に?…気にすることないよ。
…あっちは、…あっちで、…盛り上がってる…はずだから…。
それに…聞こえたら…余計…男は…燃えるんだよ…。あっちに…負けられるかってさ!!」
「…もう…ダメだよ…許して…美晴…。」
「…まだだよ。…あっちに…聞こえる…くらいの声…出せよ…昴。」
「…それ以上…あぁ…したら…壊れちゃう…よぅ…。
はぁ…はぁ…んんっ…そんな…ダメ…いやっ!…いやあぁ~ぁ!」
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