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「そういや今日はどうする?飯食べてく?」
「うん。またお邪魔させて貰うね」
幸は子供の頃から、両親からの虐待、そして育児放棄を受けて育ってきた。
小さい頃から一緒に育ってきた俺はそれを目の当たりにしてきた。
そのかいあってなのかはわからないが、周りの親達がいろんなと動いて、幸と幸の親とは別にさせて、幸は今一人暮らしをしている。
だから、幸が俺の家に来る事はしょっちゅうある。
いってみりゃ、親公認の仲だ。
「じゃあ、飯出来るまでに宿題パパっと終わらせますか」
「そんなこと言ってやす君いつも答え写すだけじゃん」
「だって、難しいんだもん」
「少しは自分でも頑張りなよ」
「まあ、そのうちね」
見せてあげないんだからと幸は言うが、なんだかんだ結局は見せてくれる。
そんな優しい幸が好きだ。
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