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私までが、母の言い付けを守ると言う事は、父と会話する家族は居ないのです。
新居に越してから、各自
自分の部屋が持てるようになりました。
益々、家族揃っての会話が無くなりました。
でも、その頃はそれが当たり前のように思っていました。
家族揃って食事をするのは、お盆とお正月…
年に二回しかないのです。
普段 父は私達が眠りに着く頃に仕事から帰って来ます。
夕食は、一人寂しく済ませる。
夜中に喉が渇きキッチンへ行くと一人寂しく父が夕食を食べている姿を見るのが辛くて、我慢する事もありました。
父と母は、完全に家庭内別居…
勿論 寝室も別々…
母に冷たくされても怒る事もなく 喧嘩する事もなく 父は、耐えていたのでしょう。
しかし、父は必ず自分の部屋に入る前に私の寝顔を見に来てました。
母が寝ているのが分かると 父とヒソヒソ話し…
ゆいつのコミュニケーションです。
でも、母からすると父は子供達に無関心 勿論 家庭も…
そう思っていたでしょうが、いつも 気にかけてくれてたんですよねぇ~
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