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玲子さんは、長男と一緒に 不動産屋へ訪れたようです。
そして、店長さんから 兄が 売却を依頼したと聞かされた。
何が何だか 分からない二人…
顔を見合わせて、唖然としてたそうです。
しかし、あの玲子さんです。
すんなり納得する訳もなく…
玲子『そんな話し 急に聞かされても はい、そうですか?分かりました何て 言えるはず ないでしょう?』
店長『しかし、物件の所有者は ご主人ですからねぇ?こちらは、依頼されただけですから…
家族で色々 ご事情があるようですが…』
玲子『じゃ、主人から 離婚の事も 店長さんは、聞いてるんですねぇ?』
店長『はい。…
それで、ですねぇ。 笹木さんに会って詳しく お聞きになった方が…』
玲子『家は、離婚の慰謝料として貰った物です。それに今は、私と息子がローンも払ってますし…
いずれ 名義変更も…』
店長『てな、話しの内容なんですよ。…』
『そうですか…
兄にも 知らせて頂いたんですねぇ?』
店長『はい。別れた奥さんが おっしゃってた事は… しかし、お兄さんも驚いてましたよ?
勝手に慰謝料だなんてって…』
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