犬神《シン》 夜雀《雀》

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《シン》「ちょっと、静かにしてもらえないかな・・・。」 困りながら言った ガヤガヤ 《シン》「三人とも・・・聞いてる?赤ん坊が寝ているんですよ」 ガヤガヤ ―はぁ・・・まったく これでは起きてしまいますね。 《シン》「蒼空、蒼弥、雀。」 威圧感ある低くよく通る声でゆっくりと言った 〔ピタ〕三人の動きが止まる 《シン》「赤ん坊が起きてしまうから静かにしろと、何度言わせれば静かになるんですか?貴方達は。私でもいい加減怒りますよ?」 〔シーン〕静寂 さっきまでの優しそうな声とは違い、冷たく低い声ではっきりと言った 〔ビク!?〕 三人 声とは対象的に笑顔で微笑まれ三人は震えた 《蒼空》(や、ヤバイ!!シン兄が本気でキレる) 《蒼弥》(どうしよう!シン兄が怒ったら僕らじゃ抑えられないよー) 《雀》(ヤベェ!滅多に怒んないし笑顔で言う分余計に怖ぇー。おい、お前等。先に謝れ!) 《蒼空》(い、ぃ・・・嫌だね。先に雀が謝って!) 震えながら三人は目配せで会話をする
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