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《蒼空》「シン兄がその子を拾ってきた成り行きからだよ。」
《蒼弥》「ずっと部屋の隅っこに居たんだけどねー。」
《蒼空・蒼弥》「もしかして・・・気付かなかったの?」
2人は笑いながら雀のもとへ歩いて行った
《雀》「分かるわけねえだろ!気配消してきやがって。」
雀は苛立たしげに答えた
《シン》「2人ともお帰り。皆より帰って来るのが結構早かったね。」
シンは表情を崩さずに、にこやかに言った
《蒼空・蒼弥》「ただいま。さすがシン兄。そこの口悪とはえらい違いだよ。いきなり現れても表情一つ変えずに返事をするんだから・・・。」
2人は、さすが!と関心したような表情で答えた
《雀》「・・・誰が口悪だ!!」
《シン》「はははは」
《蒼空・蒼弥》「それは、もちろん雀に決まっているでしょ☆」
《雀》「っ・・・この野郎。めちゃくちゃ性格悪いお前等だけには言われたくないね。」
〔フルフル〕と拳をふるわせながら言った
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