2nd episode

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円卓を五人で囲み朝御飯の真っ最中。一人は有、永琳、輝夜と二人のウサギ。この二人も輝夜の従者として永遠亭に住んでいる。 鈴仙・優曇華院・イナバ。ウサ耳ブレザー服で髪は紫で長髪。永琳の事を「師匠」と呼んでいて時々、永琳の仕事を手伝っているという。 もう一人は因幡てい。ウサ耳の黒髪ショートヘアー。白いワンピースでニンジンネックレスをしている。語尾に「ウサ」がつくのが特徴的だ。悪戯が大好きでいつも鈴仙を困らせているという。 「それで師匠、薬はもう出来たのですか?」 「ええ、とりあえずね。効くかどうかは本人次第だけど。」 「大丈夫よ、永琳の薬なんだから直るが当然でないと。」 「姫様は妙に外来人に優しくするウサね。明日は雪が降るウサ。」 「優しくなんてしてないわよ?人として当然の気遣いでしょ?ねえ、鈴仙?」 「私に振られても困るんですけど・・・。」 「ダメよてい。姫様の邪魔しないでそっと見守ってあげましょう?」 「そうウサね。優しく観察するウサ。ウサウサ。」 「な・・・二人して何考えているんだか。まったくわかったもんじゃないわね。ところで有、その服どうしたの?昨日と全然違うじゃない。」 「ああ・・・そうだ。この服用意してくれたんですよね?ありがとうございます。サイズもピッタリみたいで。」 有が軽くお辞儀をする。が、永遠邸の面々は何が何だかわからない様子でキョトンとしていた。彼もその表情を見て首を傾げる。 「誰が用意してあげたの?」 「わ、私ではないですよ?」 「私でもないウサ。まさか姫様が・・・」 「違うわよ。そもそもそんな服家にあったの?」
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