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その男は、金髪でオールバックなうえにサングラスをかけていて、なんとも異質な雰囲気を放っていた。
ヤンキーというよりはあまりにも、威圧感がありすぎて、今までケンカはほとんど不戦勝なんじゃないかと思わせられるくらい威圧感がハンパなかった。
それゆえ、洋ランたちも警戒する。
洋ラン「お前誰だ?」
?「名前は秋吉太輝だが、名前を聞いたところで、誰かわかんないだろ?ちなみにあんたたちにケンカ売りにきたわけじゃない。むしろ逆だ。和也に助っ人を頼まれてな。和也はいるか?」
洋ラン「和也の友達か?」
太「旧友だ。中学以来会ってない。」
そう言うと太輝はサングラスを外して、素顔を見せる。
意外と厳つくなく温和そうな顔立ちだった。
そのことから学ランたちは和也の友達というのもなんとなく納得がいった。
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