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「おはよー、相変わらず未来は元気だな。」
俺はやる気がなさそうに言う。すると未来は俺の両頬を掴み、引っ張る。
「イテテテテ!!!!何すんだよ!!」
俺が痛いと言っても、未来は両手を離さなかった。
「ぜんぜ~ん、勇也、元気ないじゃん!!!!しかもやる気ないし。」
「痛いから離せって!!」
「じゃあちゃんと元気よく挨拶する事。」
「わかった、わかった!ちゃんと元気よく挨拶するから!!」
俺がそういうと頬を掴んでいた両手を未来は離す。
「よし!!じゃあもう一回元気よく挨拶してみよう!!」
「イヤなこったい!!」
俺は一目散に未来の側から離れ、猛ダッシュして逃げた。
「あ、待て~!!!!」
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