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「わからねぇな!!!!!!」
白神はポケットから勾玉を取り出す。
「お前!それは…!?」
「これは失敗作に終わった勾玉だが、仕方ねぇ……使うしかない。」
白神は勾玉を飲み込む。すると白神は人間の姿からはほど遠い姿に変わる。
「なぜわからないんだ!!白神!!お前程の人間が……なぜだ!!?」
秀平は涙を流し、変わり果てた白神に対して大きな声で問いかけるが、白神には届かなかった。
「うぅ…あぐっ!なんでだ……なんでなんだよ!!白神!!!!」
秀平は丸い形をした物をへその下辺りに当てる、すると自動的にベルトに変わる。
「この丸い右側に小さい穴が…。ここに勾玉を入れればいいのか……。」
秀平は手にしていた勾玉を小さい穴に入れ、こう叫んだ。
「変身!!」
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