22人が本棚に入れています
本棚に追加
~勇也視点~
俺の名は戸崎 勇也。ただの平凡な高校生。受験も終わり、残るは卒業するだけ。
「やべっ!遅れる!!」
俺は玄関のドアを閉め、パンを加えてダッシュをして学校に向かった。
「ハァ…ハァ…やっと着いた。」
俺は息を切らしながら膝に手をつく。するとどこからか俺の名前を呼ぶ声がした。
「勇也、おっはようー!!」
元気よく、俺に挨拶する彼女は柴崎 未来。(しばさき みく)
小学校からずっと一緒の学校で幼稚園も一緒だった。いわゆる幼なじみという奴だ。
最初のコメントを投稿しよう!