大林

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「先生、少しだけでいいので、ギュッとしてみていいですか?」 「えっ?。それはちょっと…。」 その困った顔にまた胸が高鳴る。 「少しでいいので。」 と言いながら、ぎゅうとしてみた。 思っていた通り逞しい体。背の違いもあり、ちょうどアタシの顔は先生の胸当たりに。 ドキドキしながら暫くそのままいた。 …。 なんていう妄想を抱きながら、中を案内された。 玄関に入り上靴に履き替えて、階段を上がるとホールがあり、幾つか教室があった。
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