現実と妄想

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「僕、お母さんと気が合いそうです。」 「私も、そう考えていました。」 「お母さん、良ければ携帯暗号教えてもらってもいいですか?」 「いいですよ。赤外線通信しましょう。」 「わかりました。」 お互い携帯電車を近付けて暫し通信。 「完了しましたね。先生、ふたりの時には下の名前で呼んでもいいですか?」 「そうですね。じゃあ、僕も綾香さんって呼びますね。」 「お願いします、健治さん。」 「なんか、照れますね。」 先生ったら可愛い。 車で懍が呼んでいるため、さよならする。
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