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「夢芽が、恐そうな顔してるからじゃね?」
と低い声が、私と夢芽との会話を遮る。
顔をあげ、声がした方を見ると
太陽の光に透けるほど
明るい茶髪をした男の子が
私の前の席に座った。
「うるさいわね~。あんたみたいなチャラチャラした男に言われる筋合いなんかない!」
と反論する夢芽に、
「チャラ男でけっこうですー。お前こそもっと可愛い口の聞き方出来るようにしろよな!」
と口論が続いていく…。
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