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「あ、実來おはよ~♪
今日もいい天気だね。」
「おはよ~♪
そうだね。…て、ちがーう!
ちょっと、のんきに挨拶してる場合じゃないよ。クラス分けの紙見た?」
「ううん、今から見ようと
思ってたとこ…。」
「はぁ~。だと思った。ま、とりあえず今年もよろしくね!」
と可愛いすぎる笑顔。
「え…。じゃぁ、今年も実來と一緒のクラス!?やった~!」
なんと、これで実來と高校に
入ってから同じクラスに
なるのは3回目。
私は嬉しさのあまり
その場で飛び跳ねた。
「はいはい。そこで飛び跳ねてるアホウサギさん、そろそろ教室行かないと始業式に遅れちゃうよ。」
と呆れながら言う幼なじみ。
「新学期からアホアホって言わないでよ~!」
と膨れっ面になった私に
「ごめんごめん(笑)」
なんて謝る気0の実來の言葉に
(絶対からかわれてる)と
心の中で思いながら、
一緒に教室へと向かった。
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