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とりあえず風船みたいなタンコブを頭に生やし、顔から地面にめり込んで気絶してたセイバーと、物凄い速度の士郎's ヘッド(俺命名)で沈んだ赤い兄ちゃんを両手で回収し、士郎を背負って赤い嬢ちゃんと一緒に衛宮邸に撤収しました…
これからは感情をもっと抑えねば…
…で、今に至ると。」
「はあ?アンタ何言ってんの?」
どうやら口に出ていたようですね、ありがち過ぎます。
「気にするな、持病だ。「持病!?」…だから単なる冗談だ。
あ~…嬢ちゃん。名前は?」
適当に流そうとしたら食い付かれたので正直に答えました。空気が痛いです…
とりあえず赤い嬢ちゃんに名前を訊くと、何故かムッとした表情で
「遠坂凛(トオサカリン)よ。
…で?アンタは何のクラスのサーヴァントなのよ?」
と返して来た…
サーヴァント…?
え?…俺が?
アッハッハッハッハッハ
「マジで!?」
「アタシに訊くなぁぁぁぁぁ!!」
俺が若干混乱しながら驚きを混ぜて凛に聞き返したら、耳をつんざかんばかりの絶叫を頂きました。
いや、俺も叫びたい立場だよ…
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