第一章 【クラス?なにそれ、美味しいの?】

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――――――― とりあえず風船みたいなタンコブを頭に生やし、顔から地面にめり込んで気絶してたセイバーと、物凄い速度の士郎's ヘッド(俺命名)で沈んだ赤い兄ちゃんを両手で回収し、士郎を背負って赤い嬢ちゃんと一緒に衛宮邸に撤収しました… これからは感情をもっと抑えねば… …で、今に至ると。」 「はあ?アンタ何言ってんの?」 どうやら口に出ていたようですね、ありがち過ぎます。 「気にするな、持病だ。「持病!?」…だから単なる冗談だ。 あ~…嬢ちゃん。名前は?」 適当に流そうとしたら食い付かれたので正直に答えました。空気が痛いです… とりあえず赤い嬢ちゃんに名前を訊くと、何故かムッとした表情で 「遠坂凛(トオサカリン)よ。 …で?アンタは何のクラスのサーヴァントなのよ?」 と返して来た… サーヴァント…? え?…俺が? アッハッハッハッハッハ 「マジで!?」 「アタシに訊くなぁぁぁぁぁ!!」 俺が若干混乱しながら驚きを混ぜて凛に聞き返したら、耳をつんざかんばかりの絶叫を頂きました。 いや、俺も叫びたい立場だよ…
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