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「はぁ~…アンタって強引過ぎるわよ…」
「作者の文才の無さを呪えよ「ちょっ!?メタ発言しないで!?」…了解。
まぁ、こんな性格なんだ。気にしたら負けだ。」
凛は眉毛をピクピク震わせながら皮肉を言って来たが…元の世界の鬼畜メガネ大佐の皮肉に比べれば、まだまだ可愛い物なのでスルーする。
「はぁ…分かったわよ。一応そこの衛宮君も『聖杯戦争』について教えてあげる。」
暫くして、凛が遂に折れて聖杯戦争とやらについての説明を始めた。
凛の説明は簡潔に言うとこうだ
【何でも願いを叶える事が出来る万能の器『聖杯』を巡って七人の魔術師がそれぞれサーヴァント…『英雄の霊魂』を召還し、使い魔として使役し最後の一人になるまで殺し合い、最後の一人が聖杯を手に入れ、願いを叶える事が出来る。】
物騒だねぇ…あんまりヤル気起きねぇ…
ん?
「なぁ、凛。
さっき俺に訊いて来た『クラス』ってなんだ?」
「はぁっ!?
アンタはサーヴァントの癖にクラスも知らないの!?」
俺が質問すると、凛はまるで北極で山火事を見た様な驚愕の声を挙げ、俺に詰め寄り機関銃の様に捲し立てた。
「(イラッ☆)…悪かったな!!
こちとらいきなり大量の情報頭に流し込まれた直後、説明不十分の状態で放り出されたんだよ!!」
半ば逆ギレっぽく言い返すと…
「っ!!……悪かったわね…」
なんか…苦虫を噛み潰した様な表情をしながら謝罪の言葉を返して来た。
コイツ…自分も似た失敗した経験あるな…赤い兄ちゃん…御愁傷様…
「わかったわよ…クラスについても説明するわ」
凛が渋々説明をしてくれた
【英霊とは…
・剣の英霊『セイバー』
・弓の英霊『アーチャー』
・槍の英霊『ランサー』
・騎兵の英霊『ライダー』
・魔術師の英霊『キャスター』
・暗殺者の英霊『アサシン』
・狂戦士の英霊『バーサーカー』
の七種であり、それぞれ何の英霊かを言い表した物…それを『クラス』と呼ぶ】
らしい…
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