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「ッ!!え?あ?」
「ほ・ん・と・う・な・ん・で・す・ね?」
黒い…なんかセイバーが黒いぞ…しかし!!
甘い、甘いぞ!!
こんなヤツの対処法は分かっているのだよ!!
「何なら証明してやろうか?」
「は?」
俺はニヤリと意地悪そうに笑うと、地面に片膝を衝き、話に付いて行けて無いセイバーの右手を取って
チュッ…
口付けをした…
ボッ!!
「えっ!?ブ、ブラッド!?貴方は一体何を!?」
いきなりの行動に硬直して居たセイバーが顔を真っ赤にして狼狽える
ここで止めに
グイッ…フワッ…
「お綺麗ですよ、お姫様」
立ち上がってセイバーを引き寄せて、軽く抱き締めつつ耳元でそう囁いた。
シュゥゥ…
「………ハイ////」
セイバーは頭から煙を出しながら蚊の鳴く様な声で頷いた
コレはルミナシアのギルドで前者は独自に、後者は女性の褒め上手なゼロスやレイヴンのセリフを取り入れて編み出した技だが、コレをやると黒いオーラを纏った女性陣(特にカノンノやジュディス、エステルとかが多かった)はいつも大人しくなるんだよな…確かに恥ずかしいが、なんで大人しくなるのか判らないのでユーリやヒスイに訊いたら目を逸らされるし、シングやアスベルに訊いても首を傾げられた…
一体なんで女性陣が大人しくなるのかは、結局判らず仕舞いだった…
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