445人が本棚に入れています
本棚に追加
GEAR計画…法力…神器…聖騎士団…黒き獣…六英雄…アークエネミー…蒼の魔導書…確率現象…
こいつは…
トン…
「んあ!?」
「少しの間だけ…こうさせてください…///」
肩に何かが寄りかかった感覚に思考を打ち切って顔を向けると、セイバーが赤い顔で俺の隣に座り、肩に頭を乗せて来ていた。
「フッ…良いぜ。
ただし、士郎達が戻って来るまでだぞ?」
「ハイッ♪」
(なんかカノンノみたいだな…)
俺が頭を撫でながらそう答えると、セイバーはとても嬉しそうに笑った
俺はセイバーを撫でながら、再び意識を研ぎ澄まし、知識の確認をしようとした時…
「何よソレェェェェェ!?」
と教会の中から凛の叫び声が聞こえて来た…
「元気だねぇ、若人は」
「ブラッド、年寄り臭いですよ」
慌てず騒がずしみじみと俺が呟くとセイバーがツッコミを入れて来る
「…つーかあのお嬢ちゃん、感情豊か過ぎて魔術士にゃ向いてないんじゃねぇか?」
「…それについては同意します。ですがブラッド、貴方と話をすれば皆リンと同じ様になります。」
「ははっ、言うねぇ!!」
俺が最初から思って居た事を聞くと、セイバーが皮肉って来た。
『まったく、貴方と言う人は…貴方は掴み所が無さすぎて、こちらの調子が狂ってしまいます…。』
そう常に言われてた身としては、逆に誉め言葉として受け取った。
そして俺が再び口を開こうとした時…
「………ふむ、その言葉には納得できんな。」
教会の庭側から第三者の声が投げ込まれた…
最初のコメントを投稿しよう!