第三章 【リリカルマジカル殺し合い】

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「■■■■!?」 流石にバーサーカーも危険を感じたのか、足を止める… 「キャッ!? な、何なの!?貴方、なに…を…」 光が止み、驚き両手で覆っていた手を退け、顔を俺に向けるも、言葉を失った様だ… 無理も無い…俺は今、全身から蒼白い魔力が溢れ出ていたからだ。 これは【オーバーリミッツ】と言い、本来は戦闘で溜まった闘気を解放し、一時的に全能力を上昇させるモノだが…こちらの世界では、魔力で代用している… (ん~…久々だが、やりますか!) 「さてバーサーカー、お祈りは済んだかい?」 「貴方、生意気よ!! やっちゃえ、バーサーカー!!」 「■■■■■■■!!」 イリヤがムキになって叫び、バーサーカーが突っ込んで来る!! それが俺の罠とも知らずに… ―ニヤッ 「行くぜ、バーサーカー!! 終わりにするぞ!! 『閃け、鮮烈なる刃!! 無辺の闇を鋭く切り裂き 仇為す者を微塵に砕く!!』」 俺はバーサーカーに四方八方から、高速移動をしながら人体の急所目掛けて神速の連撃を叩き込む…!! ―ザン… そして、最後に背後から大きく切り抜け… 「決まった!!【漸毅狼影陣(ざんごうろうえいじん)】!!」 ―ザザザザザシュッ!! 俺のセリフと同時に、バーサーカーの全身を斬撃の嵐が襲った… 「■■■■■■!?」 ―ズシャア!! バーサーカーは俺の怒涛の連撃に耐えきれず、とうとう地に倒れた…
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