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「テメェ…舐めた真似してくれんじゃねぇか…!!」
わぁお♪このお兄さん絶賛ぶちギレ中だー!!
俺は思わず身体が反応しそうになるのを抑えながら…
「いや…丸腰でしかも瀕死の人間に槍向けてるヤツが目の前に居れば、誰でも止めるだろ普通。」
そう挑発気味に返すと槍の青年…もう面倒だし『青タイツ』で良いや。
「………は?」
青タイツはかなり間の抜けた顔をした後…
「ックハハハハハハハハ!!確かにそうだな!!こいつぁ面白ぇ!!」
そう大爆笑をした…そして涙を拭い
「だが、そこのボウズは俺の存在を知っちまった。
だから俺はソイツを始末しなきゃなんねぇんだわ。
だから退いてくんねぇか?」
そう青タイツは笑顔から一転真剣な表情に変わり、そう言って来た
俺は少し苦笑い混じりの声で
「う~ん…俺はコイツの心の叫びを聞いて、その叫びに応えたらココに居たんだわ。
それに、俺は『助ける!!』って決めたワケだし…退くワケにはいかないんだわ。」
そう後頭部を左手でガシガシ掻きながら答えた。
すると青タイツはポカーンとした顔で暫く固まった後…
「お前もサーヴァントだとぉぉぉぉぉ!?」
そう絶叫した…
どうでも良いけどコイツ叫んでばっかだな…
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