第一章 【クラス?なにそれ、美味しいの?】

4/32
前へ
/74ページ
次へ
「テメェ…舐めた真似してくれんじゃねぇか…!!」 わぁお♪このお兄さん絶賛ぶちギレ中だー!! 俺は思わず身体が反応しそうになるのを抑えながら… 「いや…丸腰でしかも瀕死の人間に槍向けてるヤツが目の前に居れば、誰でも止めるだろ普通。」 そう挑発気味に返すと槍の青年…もう面倒だし『青タイツ』で良いや。 「………は?」 青タイツはかなり間の抜けた顔をした後… 「ックハハハハハハハハ!!確かにそうだな!!こいつぁ面白ぇ!!」 そう大爆笑をした…そして涙を拭い 「だが、そこのボウズは俺の存在を知っちまった。 だから俺はソイツを始末しなきゃなんねぇんだわ。 だから退いてくんねぇか?」 そう青タイツは笑顔から一転真剣な表情に変わり、そう言って来た 俺は少し苦笑い混じりの声で 「う~ん…俺はコイツの心の叫びを聞いて、その叫びに応えたらココに居たんだわ。 それに、俺は『助ける!!』って決めたワケだし…退くワケにはいかないんだわ。」 そう後頭部を左手でガシガシ掻きながら答えた。 すると青タイツはポカーンとした顔で暫く固まった後… 「お前もサーヴァントだとぉぉぉぉぉ!?」 そう絶叫した… どうでも良いけどコイツ叫んでばっかだな…
/74ページ

最初のコメントを投稿しよう!

445人が本棚に入れています
本棚に追加