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数時間後、かぐや姫はおじいさんとおばあさんに時間を割いてもらい話を始めた。
かぐや姫「おじいさん、おばあさん。今まで本当にお世話になりました」
おじいさん「ひょ?いきなりどうしたんじゃ?」
かぐや姫「私…実は宇宙人なのです」
おじいさん「またまた冗談を…」
おばあさん「やっぱり…。薄々気付いていたわ」
おじいさん「………」
かぐや姫が自分の過去を語る。
地球より遥かに遠い銀河にある1つの星、『キジン星』。
キジン星は科学力が著しく発達しており、30年前キジン星人は他星へ進出する為の宇宙船の開発に成功している。
そして今から15年程前、瞬間移動機構〈ワープシステム〉を論文にした5歳の少女がいた。
それを元に天才科学者と呼ばれた少女の両親は瞬間移動運転機〈ワープドライブ〉を開発。
そこに瞬間移動機構を略奪する為にキジン星の王の命により王宮先鋭部隊、『皇帝ノ駒』〈エンペラーズ・ポーン〉が天才科学者二人及びその娘を殺害しようと三人に襲い掛かる。
天才科学者二人は我が子を守らんと、試作段階中の瞬間移動装置〈ワープマシン〉を使い出来るだけ遠くの星へ瞬間移動させた。
その少女こそ…かぐや姫である。
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