10人が本棚に入れています
本棚に追加
桃太郎「人ができない事を平然とやってのける。流石おじいさん!そこに痺れる!憧れる!!」
おじいさん「やかましい!」
かぐや姫「今日も平和ですね、おばあさん」
おばあさん「そうだねぇ」
今日もおじいさんの家は騒がしい。
おじいさん「…桃太郎よ。本当に鬼退治にいかないか?」
桃太郎「なんでそんなに鬼退治をさせたいんだ?」
桃太郎の言葉を聞きおじいさんは自分の昔話を桃太郎に聞かせた。
おじいさんは小さい頃に両親を殺された。
突如現れた鬼がおじいさんの住んでいた村を襲ったのだ。
その時勇敢にもおじいさんの両親は鬼に抵抗した。
―――――だが無謀だった。
鬼が持っていた巨大な金棒で撲殺された。
骨は砕かれ内蔵は飛び出し、頭は潰され、おじいさんは自分の両親だと判別出来なかった。
おじいさん「頼む桃太郎!わしはもうこんな歳じゃ。両親の敵を取りたくても不可能なんじゃ!頼む!この通り!」
おじいさんは土下座をする。
頭を何度も床に打ち付けた。
最初のコメントを投稿しよう!