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桃太郎「だが断る!」
おじいさん「な、なんじゃと!?」
かぐや姫「今の会話の流れで断るとは。流石我が弟だ」
桃太郎は少し真剣な顔になる。
桃太郎「おじいさん。別に意地悪で言っている訳じゃないんだ。仇討ちってさ、自分自信の手でやらないといけないと思う。だから俺が行くべきじゃない」
おじいさん「しかし、こんなジジィの体じゃ歯が立たんのじゃ」
桃太郎「それも分かってる。ただ、俺は見た事のない、知らない他人の仇をとる。それでもおじいさんは納得出来るの?」
おじいさん「出来る。第一他人ではない。お前はわしの家族じゃないか…」
桃太郎は豆鉄砲でも喰らった顔をした後、少し照れながら頭を掻きむしる。
桃太郎「あ゛ぁ~もう!それは卑怯だよ。チッ…分かったよ」
おじいさん「おぉありがとう!では我が家の家宝にして最強の切れ味を誇る刀、桃斬り包丁、またの名をピーチスライサーを受けとって…」
桃太郎「拒否する!そんな縁起の悪い刀を持って行っくなら、まだ木刀を持って行った方がマシだよ!!」
かぐや姫「いやビームセイバーの方が…」
おじいさん「いや、ピーチスライサーの方が…」
桃太郎「ウッドブレイドの方が」
かぐや姫「だからビームセイバーが…」
こんな感じで桃太郎は鬼退治に行く事になった。
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