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「緑川…」
ポツリと呟いた言葉は
虚限の夜空に消えていった。
俺の前から姿を眩ました緑川は、
随分スッキリした顔で
俺の前に現れた。
人が居たってお構いなしに
しゃくりをあげて泣いた
あの日の記憶が
動き出した気がしたのは
気のせい何かじゃ無いはず。
「それでも…」
何時か会いに逝くよ。
淋しがり屋の君の為に…
何て言ったら怒られるんだろうね。
end
(空を仰いでみたら)
(君が見えた気がした)
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