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空き教室なのに入り口がやけに豪華…
ちょっと気になる…
「ちょっと見てみよ…『ガチャ』失礼しまーす」
中を見てびっくりした
「えっ？!」
なんてキレイな部屋…
シャンデリア?!
ポンポン
急に肩を叩かれた
「君…誰?」
「ひゃっ…」
「動かないで…殺すよ?」
ぞくっ
後ろを向いてていても
目付きが分かる
「誰?」
「わ…私は…山中…魅園です」
ピクッ
「山中魅園…?あの…魅園…?」
「知っているんですか?」
ぐいっ
顔をこっちに向けられた
「やっと会えた…」
「えっ?」
「魅園……生徒会なんか入らないで裏生徒会に入ってよ」
「裏生徒会…?」
まさか…
夏樹が言ってたやつだ
「そう…俺…裏生徒会の会長の坂田竜夜」
坂田竜夜…
「え…でも…」
「君…今の状況考えて?」
私は壁側に押し込まれて
動けない
「でも…」
「はぁ…そんなに南雲が大切?」
「会長の事知っているんですか?」
「知っているも何も……っか
そんなのどーでもいいから」
「……」
「魅園…入ってよ裏生徒会」
「私は……「魅園っっ!!」」
えっ?
今会長の声が
バァンっっ
急に裏生徒会の扉が開いた
「会長っっ!あっ…南雲先輩っ」
ガシッ
会長は私の事は無視して
裏生徒会長の胸ぐらを掴んだ
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