始まり

3/5
前へ
/31ページ
次へ
「裏ねぇ~…」 夏樹と話していると あっという間に学園に着いた 「ねぇ魅園…それ……」 夏樹は私の下駄箱を見ながら 不思議そうにしている 私も自分の下駄箱をみてみる 「なに…これ…」 そこには真っ黒い封筒に赤い薔薇の模様がついている手紙 真っ黒って気味悪い… 「それ…生徒会の薔薇の記じゃない……?」 生徒会…… 私たちの学園では 生徒会は一般生徒にとっては 逆らえない存在 「なんで生徒会から……」 「魅園何かしたの?」 「覚えがないよ……」 そんな生徒会だからこそ 生徒会長の爽やかさは 生徒たちから信頼を得ている 私は生徒会長の爽やかさは 演技だと思うけど
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加