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さて、この
『宙空白髪着色黒髪改革儀式(と書いてバカと読む)』
もいよいよ佳境に差し掛かり、後1/5も塗れば完璧な黒髪が出来上がり、我は最強の力を手に入れる、と言う時でした。
当時はまさに春麗ら。
夏のようなその日差しに、少し早めの扇風機が無給で稼働していた訳ですね。
それは労働基準法を犯した罰なのか、はたまた扇風機からの細やかな抵抗なのか。
何故か一瞬風が強くなり、そしてお母様の白髪、否、ハーフ白髪が吹き飛ばされてしまいました。
布団もびっくりの勢いでふっ飛んで行きましたワロス。
あまりに一瞬、そう一瞬の出来事だったので、自分はハーフ白髪の行方を追う気力すら削がれ、すっかり意気消沈して自室に帰って行ったのでしたとさ。
扇風機の電源を消し忘れて。
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