シャビィマジシャビィ

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昔むかし、ながねぎがまだ中学生にもなってないくらい昔。 ながねぎは友達のA君(以下ア)と木陰で夏の日差しをしのいでいました。 するとおもむろにアが言いました。 「好きなアイス何?」 おっ、アイスっスか。 アイス限定っスか。 アイス専用の車両でザクで最強武器っスか。 しかもアイスの味ではなく、アイスそのものの概念について問うてくるあたり、このアは悟りの一つや二つ余裕で開いている様子。 深い。 質問が深い。 こやつ中々やりおるぞ。 名前が一文字だからと侮っていた。
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