1章 ボクとワタシ

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ワタシは女子高生。 そして ワタシの中にはボクがいる。 中学生くらいからかな… 心の弱いワタシの代わりに、ボクが日常生活や勉強をこなすようになったのは。 きっかけは簡単。 中学生時代、スポーツがよくできたワタシはクラブ活動で最年少ながらレギュラーに選ばれた。 ワタシはすっごく喜んだけど、同学年や先輩はワタシに嫌がらせをするようになった。 結局 ワタシは心も体もボロボロになって、大会まで部活にいることはできなかった。 ワタシが弱かっただけ。 でも顧問の先生すら助けてはくれない状況で行われるヒートアップした嫌がらせに耐えることは不可能だった。 そして クラブ活動を自ら辞めた瞬間 ワタシは崩壊した。
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