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「そういやあさあ。」
あ、と何かを思い出した風に千田は切り出してきた。
「こないだコクられてさ。」
「はあ!?まじで?だれだれ」
へへ、と少し自慢げに話す。こいつは告白されることなんて少なくないだろうに、いつもこんな反応をする。
「や、後輩だったんだけどな。小柄で超可愛い子。おっぱいがでかかった」
「うわああっくっそ、馬鹿のくせに生意気だ馬鹿」
俺はへらへらしてる千田の首をぎゅうぎゅう絞めてやった。
この時、感じた。
なんだかもやもやとした胸の不快感。
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