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「それじゃあ行きましょうか!」
「はい…」
荷物を持って
玄関に立つ
振り返ると見慣れた部屋に慣れた匂い
今は何もないが、母との思い出がたくさんある
やっぱり…
「やっぱり、後悔してるって?」
「え!?人の心読まないでくださいよ」
「ごめーん、読んじゃったっテヘッ☆」
というかすごいなこの人
「でも後悔してるなら、ここに残ってもいいわよ、お金なら出すし、手伝いだってするよ」
「いや、大丈夫です」
俺は決心したんだ、もういいんだ
母はこうなる事を予想していた事もわかる
よし、行こう!
新たな生活に。
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