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キーンコーンカーンコーン
授業が終わり速攻で帰路に着いた俺たちだが、
行き先は家ではない。
それはみんなのお気に入りの場所。
学校の裏に存在する俗に言えば「裏山」という奴である。
「そのまんまですねぇ~」
「だ、誰につっこんでいるんですか?」
「気にしちゃだめですよ~」
えっ?と言う虎太郎。
「お二人さん、置いていきますよ?」
「邪魔をしちゃいかんぞ和」
「邪魔?」
意味がよくわかっていないようだ。
「ちょ!おまっ、ふざけるなよ!??」
「はいはいっ♪」
「バカにしやがってぇ…」
その通りです。
「うほ!虎太郎が怒った!」
裏山の階段で走って追いかけてきやがった!
こけるだろう!?
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