54人が本棚に入れています
本棚に追加
/166ページ
お婆さんはスッと俺の横に座ってこう言いました。
お婆さん「お前は馬鹿か!!!」
(また⁉聞いたし)
ため息を吐いて、優しい口調でこう言いました。
お婆さん「呼ばれたね?行ったね?力もつけてないのに。覚えてる?覚えてないね?」
俺「…………?」
お婆さん「自分で知りなさい。守護霊さんのことも。これから私がたくさん教えます。Yと一緒に勉強しなさい。そして、今日なにがあったのか自分で知りなさい。」
俺「なんの事?つか、足…」
お婆さん「足は大丈夫。煤がついただけ。守護霊さんに感謝しなさい。たくさん感謝しなさい。そこでお線香を焚いてお礼を言いなさい。」
言われるがまま線香を焚いて、
俺「守護霊さんありがとうございます。」
と言った。
そして、
お婆さん「明日から毎日学校が終わったらここへ来なさい。Yと一緒に。訓練すれば今日みたいな事はなくなるから。それから…私の事はお婆さんではなく、お姉さんと呼びなさい。」
俺「??………は?😱?」
Y君「いや、師匠でいいっしょ。お姉さんとか…きも…」
お婆さんはY君の耳たぶを力いっぱいぎゅっっ
Y君「イディディディ……やめ…ちょ…ごめ……ほんとごめんなさい…師匠。」
俺「また明日来ます。師匠。」
最初のコメントを投稿しよう!