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「あ、君たちなにしてるのかな?」
ニコッと笑う笑顔。
結構、癒し系だなっと思う彼女であった。
「あ、イヴァンさん。みんなに自己紹介してるんですよ。」
「そうなんだっ。僕は、イヴァン。よろしくね!」
「はい。先程はありがとうございました」
「いやいや。君もすごく良かったよー。僕のペースに合わせてくれていたしね。関心関心。」
すると、本田が目を見開き彼女を見ていた。
何事かわからない彼女は唖然とした対応しか出来なかった。
「あなた、イヴァンさんについて行けるのですか!?」
がっと、肩を掴む彼。
彼女はただ、「...はい。」としか言えなかった。
「イヴァンについていくのは難しいのですか?」
と彼女が尋ねると、髪を一束にくくった人がひょっこりと顔を出した。
女の子だろうか?
「そりゃぁ、もちろん難しいある!我でも、稀についていけるだけあるからな。」
「あの、あなたは....?」
「ん、我あるか? 我は、王耀。中国出身あるよ。そちは、韓国人あるか?身なりは似ているが、中国出身ではないあるね。」
そういって、尋ねる王だが、何故見分けが着くのか彼女にはわからなかった。
「あ、はい。魅季です。韓国人です。」
「やっぱり。まぁ、よろしくある。我は一番の年上あるから、なんでも聞くよろし。」
年上なんだ....。そう彼女は思う。
そういって、王とイヴァンは船内に行ってしまった。
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