入団

2/9
前へ
/22ページ
次へ
「んー。紅茶はやはり、アールグレイティーに限る。」 「アーサー!君も手伝ってくれよ!出航なんだぞ!」 「わかった。わかった。いくよアルフレッド。」 そういって、金髪で眉毛の濃い男は立ち上がる。風になびくマントが力の大きさを主張しているようだ。 紅茶を飲み干し、先程母国で買ったスコーンを一かじりしてテラスをあとにした。 彼の腰には、上等な剣と銃が備えられている。 雰囲気は、どこか怖そうなイメージがあるが、紳士のような感じが漂う。 まさに、海賊紳士って感じだ。 彼等は、指名手配中のアーサー海賊団。 それを取り仕切るのは、他でもないこの男。アーサー=カークランド。 首かけ金は、12億。
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加