15人が本棚に入れています
本棚に追加
「アーサーさんっ、こっちは準備万端です!」
そういって、一人の黒髪の青年がかけてきた。彼も、また海賊団の一人。そして、日本人の本田 菊である。
彼は、手先がとても起用で気配りがとてつもない。戦闘をあまりこのまないが、仲間の為なら、躊躇なく刀を抜く。
心優しい青年だ。
「ありがとな、菊。大砲とかも異常なし?」
「はい。大丈夫でした。」
軽く笑う。
彼は、用件だけいうとまた持ち場にもどっていった。
「おーい!アーサー、こっちも異常なしあるー!!!」
上を見上げると、帆から飛び降りてきた彼は船長に伝える。容姿からして、アジアであることは間違いない。
黒髪に、黒の瞳。菊よりもキラキラと輝いている。好奇心旺盛なのであるが、彼はこのなかで一番の年上である。
「ご苦労様、耀。敵状況は??」
聞かれた彼...耀は、少し困ったような顔をしながら話した。彼の名前は、王耀。ワンヤオと読む。
中国出身で、服には短剣が10本ささっている。
接近型で、彼の身軽さや戦闘力は海賊の間でも噂である。
「市街で、監獄長がなにかしていたあるが。多分、大丈夫ある。」
「イヴァンとフランシスなら大丈夫なんだぞ!」
横から、眼鏡をかけた青年がやってきた。彼は、アルフレッド.F.ジョーンズ。
アメリカ出身の一番若い青年だ。
主に、銃撃が得意で、背中と腰に銃を仕込んでいる。
先程名前が出た、二人もこの海賊の仲間であった。
「二人が来るまで待つか。」
「そうですね。」
最初のコメントを投稿しよう!