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....市街にて....
はぁはぁ..
誰か、助けて!!!!
-----ドンっ
「あ、ごめん!大丈夫かい?」
見上げると、そこにはオシャレな金髪の人がいた。私は、この人にぶつかったのか。
自分が尻餅ついているのが、わかりようやく状況を理解した。
兵士「いた!捕まえろ!」
ま、まずい!!!!
このままじゃ、つかまる!
そういって、逃げようとした時。
先に声をあげたのは、金髪の人だった。
「ぎょぇえ!?まじ、勘弁だって、こりゃよー。俺、回復しかできねぇんだぞぉ。」
囲まれてしまった。
あの金髪のせいで、気をとられて。
くそっ
なんだってんだ。
「くくくっ」
ん?笑い声。
「くくくっ.....なーんてね。」
そういって、ニヤリと笑った金髪は、煙り弾を巻き視界を狂わせた。
と、思うと腕を引っ張られ、路地裏に逃げ込んだ。
「はぁはぁ....お兄ちゃん、死ぬかと思ったよー.」
あははと笑うやつ。
一応、礼だけでも。
「ありがとな。」
すると、金髪は爽やかな笑顔で帰してくれた。
「こんにちは、マドモアゼル。お兄さんの名前は、フランシス=ヴォヌフォア。海賊やってますっ」
そういって、手の甲にキスを落とした。
気づかれないように、拭きながら、話してみた。
「海賊?」
「うん。名前は----「アーサー海賊団。てきな」
「この声は!!まずい、フランシス逃げて!」
「こーんな大物、逃がすかよてきな。」
監獄長....。
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