序章

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いらっしゃい。 あなた人間ですわね。 あらら、珍しい。 肩の上に黒猫まで乗せて。 可愛いですわ。 今日は何の為にここへ来られのですの? 復讐?怨恨? 私は理由など、興味も無いので何でもいいのですけれども。 仕事をするには… まだ早いようですわね… 少し、あなたの事を聞かせて貰ってもよろしくて? うふふ。 その猫は欠伸をしておりますわよ。 お酒もお食事も揃っておりますわ? 一息付かれてはどうでしょう? 私のような美人もおりますし… 眼鏡はお嫌いですか? うふふ… 長い旅路、お疲れ様でしたわね?
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