第2章

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太一と早希子は、結婚して7年にもなるが、子宝には恵まれなかった。 親戚にもまだかまだかと言われ続け、2人にも焦りはあった。 それでも信じるしかなかった。 『いつかはきっと』 淡い願いかもしれないけれど、2人が仲良く過ごしていれば大丈夫だと信じていた。 それがやっと今日、願いは叶えられた。
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