第2章

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* 「おばあちゃん嬉しかったんだね。赤ちゃんってママのこと?」 僕はママが赤ちゃんってことがよく分からなかったけど、写真の中のおばあちゃんが喜ぶ姿を想像して、何だか僕までもが嬉しくなった。 「おじいちゃんも嬉しかったんだよ。二人共、すごくすごく嬉しかったんだ」 おじいちゃんは、まるで今がそうなのだと言わんばかりの笑顔を見せてくれた。 「おじいちゃんとおばあちゃんはどこで出会ったの?」 僕は嬉しそうに話すおじいちゃんをずっと見ていたくて、もっともっとお話をしてほしくなった。
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