第4章
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次の日、太一は朝から気分がすぐれなかった。 周りの声はただの雑音にしか聞こえないし、世界が暗く見える。 『何か悪い病気か?』 太一は背中がぞっとした。 休みの日に病院に行こう、そんなことを考えながら昼ご飯のお店を探していた。 ふと、あの白い手が脳裏に浮かんだ。 気付けば昨日来た喫茶店に着いていた。
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