第5章
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カラカラン。 太一は席に着いた。 彼女が注文を取りに来る。 「カレーライスとコーヒー」 太一が言うと、彼女はフフッと笑い 「うちのカレーライスは絶品ですよ!」 と言った。 それから太一は毎日違うメニューを頼んだ。 彼女は言う。 「うちのホットドックは絶品ですよ!」 「うちのナポリタンは絶品ですよ!」 と。 太一はつい笑ってしまう。 そんな太一を見て、彼女も笑う。 幸せな時間。
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