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そこには、僕のおばあちゃんが居た。
おばあちゃんと言っても、写っているのはとても若く綺麗な人だ。
「おばあちゃんの話をしたくてな」
おじいちゃんがいきなりそう言った。
「僕に?」
「そう。聞きたいかい?」
おばあちゃんの話は何度か聞いてみた。
でもおじいちゃんははぐらかすばかりで、まともに話してはくれなかった。
「話してくれるの?」
「ああ。その代わり、おじいちゃんの頼み事を聞いてくれるかい?何、簡単な事だよ」
「僕にできる事ならいいよ。おばあちゃんの話、聞きたい」
「いい子だね、翔太は。男と男の約束だよ?」
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