第2章

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今日は何の日だっけ? 誕生日? いや、早希子の誕生日は2ヶ月前に終わったぞ? 「今日、豪華だね?どうした?」 戸惑いを隠せない太一は聞いた。 早希子は微笑み 「とりあえずお風呂に入ってきて下さいな。準備しておきますから」 そう促されて太一はお風呂に入った。 すきやきなど、何かのお祝いか、大勢が集まらないとなかなか食べられない。 夫婦2人ですきやきなんて・・・。 太一の頭の中は、ぐるぐるとすきやきでいっぱいだった。
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