物語

5/5
前へ
/52ページ
次へ
びくぅ!! 僕は跳びはねる様に目を覚ました。 近くにいた柊が驚く。 周りを見れば既に授業は終わっていた 「どうしたよ、お前。」 「ううん、夢でびっくりしただけ。」 だけど、僕はずっとあの夢のことを考えていた。 あのドラゴンの透き通るように綺麗なハスキーボイスを思い出しただけで身震いする。 一度そう思ってしまうとただの夢なのにずっと気にかけてしまう。 1日何に対しても上の空な僕を、柊が心配していたのにさえ気づけなかった…。
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加