物語

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翌日、雪の積もった道をざくざく歩いて学校へ。 教室に入れば、異様な光景。 物は宙に浮いてるわ、クラスメートの頭に花が咲いてたり、モニターもないのに変な映像があって男子がそれを見て笑ってる。 昨日の雪から魔法を貰った皆が一人ひとり自分の魔法を自慢していたのだ。 (あぁ…) あれから結局、僕は自分がどんな魔法が使えるのかわからずにいた。 妙な焦りが頭の中に生まれる 「よぉ、銀、お前は何ができるんだぁー?」 「俺なんかな、飛べるんだぜ!見てろよ!」 そんな皆の楽しそうな姿を見て…授業なんかほっぽいて僕はもう帰りたかった。
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