新聞部員の目撃

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――そうだ。 それがいい。 「……ふふふ」 自然と笑い声がこぼれた。 よかった。あたしにはまだ希望がありそうだ。 初恋は実らないものだとよく言うが、当たりもしないで砕けるなんてごめんだ。 できる限り足掻いてみよう。 失敗するかもしれないが、もうあたしの心はもう決まってる。 「見てなよ大助。絶対にあんたを振り向かせてやるから……」 NEXT...
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