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緑の光が肩に集まる。 傷口がメキメキなってるのは気にしない。 さて、どうやって倒そうか…… レッドキャップか人狼の場合は 銀の弾丸で蜂の巣にすれば良い。 問題はどちらでもない場合。 最も、今はその可能性が高いけれど。 「おっと………危なっ」 伸びてきた指をすんでのところでかわす。 さっき切り落としたのは右手だったけどもう再生してやがる…… マントの裏側に隠してた薄い金属の刃を三枚ぐらい掴んで投げた。 そういえばヨーロッパの魔よけって銀のスプーンだっけ? ホルスターに提げた銃にはまだ手を付けない。 さっき投げた刃は当然当たらずに 地面に突き刺さった。 てか銀ってバケモノ共通? 「銃って……数が限られるから嫌なんだよな………」 『では変えれば良いのでは?』 「それは…………言わなくても分かってよ」 『そうでしたね』 「てなわけで銀の弾丸をください」 『わかりました』 シンエイから渡された弾倉を三つ受け取った。 「ねぇ、これさ、どっから出してるの?」 『秘密です』 …………言うと思った。 .
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