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机に広げて次のページを開いた。
今度はさっきよりもでっかい写真も載ってあってそれには4~5体の鳥と蛇を足して2で割った様な生き物が写っていた。
その中でも1番でっかい生き物は翼が4枚で目が写ってるだけで六つある。
てかこっちにも写真とかってあるんだ………
「朝木」
「えっ……あぁ、まーくん。おかえり。怪我してない?」
振り返ったらまーくんが食堂の入り口の所に立っていた。
「大丈夫、してねーよ」
「…………ホント?」
「ホントだって。なったんならすぐにシンに治してもらうし………………あっ」
やっぱり……嘘付いた。
「ばーか! 俺のこと置いてくからだぞ!」
「はぁ? んなの関係無いっつーの」
「あるのーーーっ! てか優ちゃんは?」
「上にいるよ」
「……なんかあったんだね」
「えーっと………」
「俺がどんだけ心配してたか知らないくせに」
新聞を少し乱暴に畳んでラックに戻した。
「今優ちゃんに聞くから」
「おい、それは止めとけって」
まーくんが止めたのを無視して階段を上がった。
そういやさっきの写真の上……
人影があったような…………
まぁいいや。
どうせ気のせいだし。
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